昭和四十五年七月四日 夜の御理解
【 】お知らせを頂いた。頭が痛いからとか、腹が痛いからというて休んだら修行にならん。【 】
やっぱり人間生身をもっておりますし、いつもはりきってということばかりはいけませんですけれども、きみこさんが聞かせて頂いてから、まあ私自身の事を聞いてもらった。昨日、今日私がこうやって体がとにかくきつい、それこそ肩で息が出るほどしにきつい。とういう事はもう御結界に奉仕しとるよりもきつい訳です。ですから私は只今こうやって夏期修行中に修行が出来るか、神様がこんなにして修行さしておって下さる、とそれを「ああ、きつかきつか」だけじゃなくてこのきつい修行をね、きつい事をもって修行にさせて頂いておるという事になったら、「頭が痛いから寝られん、腹が痛いばってん寝られん」といったような難しい事は云わんでも済む。只腹が痛か、只頭が痛かだけで【 】けどその事が修行として受けさせて頂いたら私はいつもが修行という事なるじゃないかという風にきみこさんに話した事ですけどね、そのような頂き方が大事じゃないでしょうかね。どうぞ。